いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】夢空間を作る3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/06/12/085905

90年代を彩る華やかな車両・夢空間をショーティー化改造しています。

デラックススリーパーでは、マイクロエースの製品を種車に、車体を3分割し必要なところを残して短縮しました。

ラウンジカーでは、車端部とそこから残した屋根で全長60ミリになるようにして、中央の側面は切り出した側板を組み合わせました。側板は丸い窓を別のところから切り出し、ロゴ近くに移植しました。

いよいよ最難関の食堂車・オシ25-901です。



出来の良い車体を眺めて、どう縮めるか考えます。これにわざわざ刃を入れなくても、、、と毎回思わないでもありません。。。


ランプシェードとライトが点灯します。これもできれば活かしたいものです。



検討の結果、以下のようにしました。
・展望側から一つ目の大きな窓を残す。
・ロゴと車番上の窓を残す。
・調理室側の白い窓と、小さな正方形の窓は涙を呑んで省略する。その代わり、業務用扉はレールを全て残す。Bトレの精神である「ドアがちゃんと開く寸法」を守る。
・両車端から屋根を残し、まず全長60ミリを固めた上で、側板を組み合わせる。

ラウンジカーで学んだ手法をもう一度使います。丸窓の移植がない分、ラウンジカーより楽かも知れません。




切ります。


業務用扉部分です。自分は細い線を正確に切る技術がなく、余白を含めて切ってヤスリで調整しています。つまり、切った線の両側を活かすことはできません。ここの場合は、業務用扉部分の側板と、車端部分からの屋根を使いたいため、両者の境目を狙って慎重に切りました。


これで、業務用扉部分は屋根を余白として調整用に、車端部は側板を余白として調整用に使うことができます。そのうち、カットラインの両側を活かしたくなる案件も出てきそうですので、技術か道具の改善が必要です。


この5パーツを組み合わせます。展望室は柱の強度が心配だったので、窓をつけてテープで保護したまま加工しました。


完成車と並べてバランスを確認します。


端面を塗りました。これで多少ズレても目立たなくなってくれれば、、、。


はみ出した窓ガラスをのり代にします。


のり代を取れなかった部分をGボンドクリアを厚塗りして強度を出します。


ボディができました。


次に下回りをどうするか考えます。マイクロエース製品は、床下に2つムギ球が仕込まれていて、一つはダイオード付きでテールランプに、一つは直付けでランプシェードを照らします。
一番目立つ車端部の内装は、ライトのケースを兼ねているためか椅子表現がなくツルツルになっています。

当鉄道では、ライト類は集電の難しさと走行抵抗の増加を解決できずほとんどの車両が非点灯ですが、食堂車だけはなんとか点灯させたいと思っています。
昔、カトーの北斗星グランシャリオ(セットのみ)の赤く光るランプシェードに憧れ、手の届かない「セットのみ」の表示と価格を恨めしく思ったものです。


とりあえず、車端部のライトレンズケースだけ取り出して接着します。この導光部の根本に光が入ればライトが点灯してくれるのでは、という期待をしました。

種車に付いていたウエイト兼通電用の鉄板は切れなかったので、適当な燐青銅パーツを接着しました。マイクロエース製品(たぶんトミックスも)は、集電シューから柔らかいバネでこのウエイト板に電気を伝える仕組みです。台車はねじ止めされているので、集電板のバネ力によって車高に影響がありません。この仕組みはBトレ電飾化には都合がよさそうです。


室内パーツから台車ネジを受ける部分を薄めに切り出して、ネジも短くカットして取り付けます。短くするのは、そのままだと室内パーツに当たるからです。

ネジの締めが甘いと上記のバネにより、車高が上がってしまいます。これのせいで、一度完成したものをバラすことになりました。

上の写真はわかりにくいですが、ランプシェードがムギ球で点灯しています。その光は一応テールランプ側に回ってくれます。以前作ったブリッジダイオード付きの白色LEDユニットを差し込みました。色が白すぎるので黄色いセロファンを被せました。本当はもっとオレンジの光の印象ですが、、、。



できました!

この後は室内などを作っていきます。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/06/15/205129

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