いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

集電向上剤「loco」

たまに宣伝で見る「集電向上剤loco」を使ってみました。

商品説明やみなさんのレポートを見ていると、嘘くさいほどに夢のようなことばかりが書いてあります。

概ねまとめると、以下のような感じです。

・車輪とレールの間で発生するスパークにより、埃などが焦げ、黒いゴミ(スラッジ)としてこびりつく。→確かにこびりつきますね。
・locoを車輪に爪楊枝でほんの少しつければ、レイアウトを数周させるうちにピカピカの車輪になる。
・それだけでなくレールにもスラッジがつかなくなる。→そんな都合のよい話がある!?
・スラッジがこびりつかなくなるので、もしついても簡単に落ちる。
・つけてみたら本当に嘘のようにスムーズになった。
・カクカクだったナロー車両が、スムーズになった!
・洗剤系の成分らしい??
・つけすぎるとスリップする。
・それどころかゴムタイヤが劣化して交換することになる???
・ポポンデッタでも使っているらしい。
・瓶が細く、倒してこぼれる事故多数。
・昔はアルク、今はサプラスというメーカーが発売元らしい。ホームページを見てもあまり情報なし。

ということで、Bトレ動力の整備にも限界を感じ始めている今日このごろ、さらなる快適な運転を求めて、思い切ってこの高価な商品に手を出すことにしました。


箱です。小さいです。


説明書です。だいたいネットの商品説明と同じことが書いてあります。


瓶は本当に小さく、これを立てて爪楊枝につけて、車輪に慎重に向き合っていれば、かなり高確率で瓶を倒してしまうのが分かります。絶対に倒さないように、写真のような土台を作りました。


バンダイ4軸動力を積んだDF50に使ってみました。

、、、確かに集電の面で明らかに良くなりました。

さらにレールのコンディションも改善した気がします。他の車両のスローも効くようになりました。


ED62の製作では、経費削減のためにジャンクのチビ凸動力旧製品を整備しました。燐青銅が車輪内側に当たって集電する部分にもlocoをつけて、安定走行を狙いました。やはりつけることでコンディションは改善した気がします。


次にカトー動力に使ってみました。こちらはもともと調子が悪くなかっただけに違いは実感できませんでした。


集電向上剤loco。
成分はよく分かりませんが、確実に効果がありそうです。また、ごく少量しか使わないので、ひと瓶買えば、当分持ちそうです。
かなりよいお値段ですが、使う価値はあると思いました。


次に、潤滑油も使ってみました。タミヤミニ四駆用グリスなどを試していましたが、よく考えると鉄道模型メーカーの純正品が一番なのでは、と思い至りました。
そこで、大昔から売っているカトーのユニクリーンオイルをポチりました。

クリーンとは、クリーンなオイルなのか、クリーニングしてくれるオイルなのか。ユニとはユニトラックのことでしょうか?


説明書です。細かいところに注油できる針ノズルもついています。

グリスタイプに比べ、オイルタイプの潤滑油は、サラサラで固くなりにくいが、飛んで無くなってしまいやすいデメリットがある、と読みました。が、ミニ四駆と違い、ゆっくり、短距離を走るだけのBトレなので、特に問題はないかも知れません。


バンダイBトレ4軸動力は、駆動系の抵抗が大きいと思われ、これの改善ができたら良いと思いましたが、劇的に改善するというほどではないようでした。つけすぎは禁物です。

今回、locoとユニクリーンオイルを使ってみましたが、やはりBトレ走行の課題は集電面が大きく、これの改善は効き目が大きいように思いました。locoは高いですが値段なりの価値があると思いました。
他の車両にも試してみようと思います。

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