前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/04/26/002859
いろいろ細かい作業を進めています。
まずは昭和30年代に作られたという「三相の像」です。今も16番線の先端あたりにあるようです。
とりあえず適当にモデリングしてプリントしてみましたが、サポート材もなしの出力ではまともに形が出ません。
そこで人形らしきものを3つ作り、背中合わせに固定しました。ダイソーのアクリル絵の具で塗ると、なんとなくそんな感じになりました。
荷物用のターレはやはり地平ホーム必須の役者に思えます。他に赤色の荷物台車などの写真を見たことがあり、このあたりのカラフルさは、らしさを醸成してくれるのかも知れません。
信号機も増やしました。ハシゴを別パーツにしたりして、安物の3Dプリンタでも、それなりの形を作れるようになってきました。やはり津川洋行の緻密な製品と比べると見劣りするので、共存させないようにしています。
上野駅も含めて、久しぶりにモジュールを全部組んで運転しました。やはり動かさないでいるといろいろな所にボロが出て、補修ばかりしていました。
今回、大きく手を入れたのは、上野駅モジュールに至るループ線がある「温泉街のモジュール」です。
※記事はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/09/141309
このモジュールは、嵩上げしてあるモジュール本線部分から分岐し、ループ線で標高を下げて本線の下をくぐり、上野駅モジュールに至るものです。さらに山の中に隠しリバース線があり、上野駅頭端式ホームに到着した列車が方転できる機能がついています。
しかし、標高を下げるための勾配がキツ過ぎて、カトー動力だとモーター車2台+補重が必須となってしまいました。
それでも、おそらく45‰ほどある勾配では空転が相次ぎ、上野駅モジュールを使うのが億劫になる要因となっていました。今回、ループ線途中の路盤にカッターの刃をブスッ!と刺し、そこに割り箸を突っ込んで無理やり路盤を持ち上げて、勾配を緩和しました。麓側は勾配の立ち上がりを早め、本線モジュールをくぐるところは、本線モジュールのベース板を削りクリアランスを稼ぐなどの涙ぐましい努力で、なんとかパンタを上げた列車が前よりは緩和された勾配を登るようになりました。
これが勾配の立ち上がり部です。
上側のループ線温泉街モジュールから、本線モジュールをくぐり、手前左向きにカーブしてから上野駅モジュールに接続します。温泉街モジュール手前は道路だったのですが、勾配立ち上がりが写真下側に早まった関係で、道路は撤去されて切り通しになる予定です。
さて、本線モジュールを取り去った後の写真がこれです。
温泉街モジュールの下側に接続し、本線モジュールをくぐり、手前左向きに上野駅モジュールと接続する風景のないモジュールがあります。
ここは、トミックスのカーブポイントを贅沢に使用し、分岐左側のループ線方向と、分岐右上側の隠しリバースへ至る方向に分かれます。
ここは、どうせ本線モジュールに隠れてしまうので、ということで路盤の工作など全てが適当でした。しかし、適当に作ったものは雑に扱われるので、すぐに壊れて補修ばかりしていました。今回は、少し真面目にここを整備することにしました。
このモジュールは、以下の特徴を持っています。
・上野駅を出た列車が最初に通る。
・分岐してリバース線(方向転換用"尾久リバース")に分かれるので、推進回送の列車が通る。
・本線は左にカーブしながら勾配を上がっていく。
この特徴はまさに鶯谷駅付近と同じです。今まで上野駅を出た列車は、いきなり緑豊かな温泉街モジュールのループ線の急勾配を登っていくのが少し違和感でした。
どうせ本線モジュールの下に隠れてしまう場所ではありますが、鶯谷っぽい雰囲気を作ることにしました。
Googleマップで見るとこんな感じです。左は台地、そこに京浜東北線・山手線があり、一段低い所に列車線が走っています。検索するとここを通過する名列車の写真がたくさん出てきますね。
段ボールで京浜東北線・山手線の路盤を作り、余っていた古いトミックスのレールを敷きます。
京浜東北線・山手線は、一つずつ省略して、複線とします。ここに103系や205系を置いたら、あの頃の景色を作れるでしょうか?
Bトレの通勤電車は探索したことがないので、今更入手できるのか不安です、、、
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/05/171137
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