いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【モジュール】上野駅を作る4

Bトレ用の分割式モジュールレイアウトの中の上野駅モジュールを改良しようと思っています。

※前回(たいぶ前)はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/01/125205

※モジュール全体はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/24/205821

このモジュールのよいところは、Bトレ的ディフォルメをすることによって、地平ホームの13-18番線を再現していることです。上野の13番線のモジュールなどは取り組んでおられる方がいらっしゃると思いますが、地平ホームまるごとというのは、ショーティー専用ならではと思っています。

そんな上野駅ですが、モジュールレイアウトの本線とは外れたところに位置するため、組むのが億劫になり出番が少なくなっています。以下のような課題があります。

1-大きさと組み立ての問題。
本線から大掛かりなループ線で勾配を下るモジュールとあわせて、上野駅は占有面積が大きく組み立てが煩雑。モジュールを広げるテーブルに空きスペースがなくなると、車両ケースやパワーパックの置き場もなくなってきて使うのが億劫になってきます。

2-クオリティの問題
いつものように行き当たりばったりで作ったモジュールは、時間が経つと柱が歪んできたり、見た目的に厳しい面が目立ってきました。また収納時の強度などにも不安があります。結果、出番が減ってしまいます。

3-遊ぶ時に2階部分が邪魔になる
地平ホームのモジュールをやるからには、12-15番線の二階建て構造はぜひ再現したいポイントです。また、13-15番線は薄暗くないと雰囲気が出ないため、天井を作りたくなります。しかし、これが遊ぶ際には結構邪魔になりがちです。天井を手軽に脱着できればよいのですが、、、。

4-勾配の問題
上野駅に至る線は、本線から分岐して急勾配を下ります。多くのBトレ列車は、この勾配を登れません。上野駅入線用に補重や2モーター化した編成の限定運用となってしまいます。

上記の1と4を解決するために、メイン駅の下に上野駅モジュールの13-15番線あたりを潜らせて、ループ線も勾配を緩和したものを新設する案も考えましたが、諸事情で断念しました。

まずは、2と3を解決するために、以下の改良工事をすることにしました。
●歪んだ柱に基礎を打ち直し、構造を安定させる。
●鉄桁部分のクオリティアップ
●二階建て部分を取り外しやすくする。



バラす前に、記念写真を撮ります。


歪んだ柱とホームを切り離します。



柱の一つ一つに穴を開け、爪楊枝を取り付けます。


3Dプリンタで15番線上の鉄桁のディテールを作り、貼り付けます。18000円プリンタだと、φ1
のリベット表現がうまく行きません。ただし、もうちょっと広い面積に並べたφ1の半球リベット表現はうまく行ったので、ベースとなる部分の安定性にも関係あるのかも知れません。


塗ります。




鉄桁も作りまくって貼ります。今までは適当にパワポで描いた絵を貼っていただけだったので、立体感が出てとても良くなります。

最安値18000円で買った3Dプリンタですが、このくらい粗い仕事をするには十分です。もともと夏休みの紙工作クオリティでやっているので、部分的に3Dプリンタ出力を使うだけで格段に緻密になります。

※格安3Dプリンタについてはこちらをご覧下さい↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/10/225944





やっぱり上野駅はワクワクします。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/04/12/123028


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