Bトレ用の分割式モジュールレイアウトの中の上野駅モジュールを改良しようと思っています。
※前回(たいぶ前)はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/01/125205
※モジュール全体はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/24/205821
このモジュールのよいところは、Bトレ的ディフォルメをすることによって、地平ホームの13-18番線を再現していることです。上野の13番線のモジュールなどは取り組んでおられる方がいらっしゃると思いますが、地平ホームまるごとというのは、ショーティー専用ならではと思っています。
そんな上野駅ですが、モジュールレイアウトの本線とは外れたところに位置するため、組むのが億劫になり出番が少なくなっています。以下のような課題があります。
1-大きさと組み立ての問題。
本線から大掛かりなループ線で勾配を下るモジュールとあわせて、上野駅は占有面積が大きく組み立てが煩雑。モジュールを広げるテーブルに空きスペースがなくなると、車両ケースやパワーパックの置き場もなくなってきて使うのが億劫になってきます。
2-クオリティの問題
いつものように行き当たりばったりで作ったモジュールは、時間が経つと柱が歪んできたり、見た目的に厳しい面が目立ってきました。また収納時の強度などにも不安があります。結果、出番が減ってしまいます。
3-遊ぶ時に2階部分が邪魔になる
地平ホームのモジュールをやるからには、12-15番線の二階建て構造はぜひ再現したいポイントです。また、13-15番線は薄暗くないと雰囲気が出ないため、天井を作りたくなります。しかし、これが遊ぶ際には結構邪魔になりがちです。天井を手軽に脱着できればよいのですが、、、。
4-勾配の問題
上野駅に至る線は、本線から分岐して急勾配を下ります。多くのBトレ列車は、この勾配を登れません。上野駅入線用に補重や2モーター化した編成の限定運用となってしまいます。
上記の1と4を解決するために、メイン駅の下に上野駅モジュールの13-15番線あたりを潜らせて、ループ線も勾配を緩和したものを新設する案も考えましたが、諸事情で断念しました。
まずは、2と3を解決するために、以下の改良工事をすることにしました。
●歪んだ柱に基礎を打ち直し、構造を安定させる。
●鉄桁部分のクオリティアップ
●二階建て部分を取り外しやすくする。
3Dプリンタで15番線上の鉄桁のディテールを作り、貼り付けます。18000円プリンタだと、φ1
のリベット表現がうまく行きません。ただし、もうちょっと広い面積に並べたφ1の半球リベット表現はうまく行ったので、ベースとなる部分の安定性にも関係あるのかも知れません。
鉄桁も作りまくって貼ります。今までは適当にパワポで描いた絵を貼っていただけだったので、立体感が出てとても良くなります。
最安値18000円で買った3Dプリンタですが、このくらい粗い仕事をするには十分です。もともと夏休みの紙工作クオリティでやっているので、部分的に3Dプリンタ出力を使うだけで格段に緻密になります。
※格安3Dプリンタについてはこちらをご覧下さい↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/10/225944
やっぱり上野駅はワクワクします。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/04/12/123028
↑ここをクリックして飛んでいただくと、より多くの方に見ていただけるようです。ご協力下さいませ。
にほんブログ村
鉄道模型ランキング