いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

SL大樹のC11と日光鬼怒川観光について

東京からほどほど近く、それでいて中々簡単には行けない日光、鬼怒川。ここに走る東武蒸気機関車列車「SL大樹」に乗ってきました。

※今回の記事はBトレと関係ありません。
【記事の目次はこちらをご覧ください】

北千住からはスペーシアで1時間半、下今市に到着です。



いました。C11です。転車台での回転は終わってしまったようで、側線で準備をしていました。
生き物のような躍動感は、小型タンク車と言えども迫力十分です。


次位に連結された車掌車、そして14系座席車が最高です。

客車は車端部の荷物置き場があったり、中間にドリームカーを連結していたり、昔の簡易リクライニングシートだったり懐かしさ満載です。上野発の急行八甲田を思い出します。そして極め付けはハイケンスのセレナーデのチャイムを連発。これは涙なしでは聴けません。

下今市を発車。
思った以上にたっぷりと時間をかけて進んでいきます。沿線から手を振る人々も。SLが地域に与える活力は絶大、となにかの記事で読みましたが、まさにその光景が目の前で展開されました。





東武ワールドスクエア駅で下車。
カントのかかったカーブのホームから、曲がりくねった上り勾配を見据えるC11。最高にカッコいいです。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・
SL大樹は、下今市鬼怒川温泉の短い旅程を1時間ほどかけて、週末に1日3往復しています。その間の転車台作業なども見せ物の一つとしています。

これは観光地の1アトラクションとしては最適なアレンジに思えます。
高崎から水上や、熊谷から秩父などの本格的な距離を乗るのは鉄道ファン以外には、時間的にも料金的にも少し重いかも知れません。また、帰りのことも考えなければなりません。

日光・鬼怒川温泉エリアの中で完結し、時間も距離も料金も程よいSL大樹は、観光の目玉として大きな可能性を持っていると感じました。

東京から箱根と同じくらいの距離の観光地である日光・鬼怒川温泉。箱根のような「ひと繋がりの目的地」としてのブランドが定着すれば、もっと活気が出るような気がします。

箱根と日光鬼怒川を比べてみると、

●温泉は、箱根湯本・強羅他vs鬼怒川温泉

●自然は、芦ノ湖・富士山・大涌谷vs華厳の滝・鬼怒川ライン下り。

●歴史は、箱根関所vs日光東照宮

●子連れには、ユネッサン彫刻の森vsワールドスクエア・巨大迷路・猿軍団・日光江戸村・ホテル三日月。

●乗り物は、ロマンスカー・登山鉄道・ロープウェイ・海賊船vs SL大樹

●グルメは、蒲鉾・温泉饅頭黒玉子vs宇都宮餃子?

その他、多数の美術館など、オシャレさで箱根に水を開けられていますが、子連れアクティビティとしては日光鬼怒川は負けていない気がします。

以下、完全に余計なお世話だと思いますが、日光・鬼怒川がこうなったらいいな、を妄想してみました。

1-「日光・鬼怒川子連れで大冒険!」のようなメッセージを打ち出す。

2-東武特急リバティを、徳川埋蔵金にあやかった金色、キッズスペースやビュッフェなどの特別車両を連結したフラッグシップ特急列車を1編成作り、浅草〜東武日光鬼怒川温泉間に途中分割で運転する。

3- SL大樹に接続して、ワールドスクエアや鬼怒川温泉に連れていく。

4-江戸村、鬼怒川の日帰り温泉、巨大迷路、ワールドスクエア、日光東照宮、杉並木などを巡回バスか、東武日光下今市鬼怒川温泉間のシャトル観光列車で周遊させる。

5-各観光地間で、徳川埋蔵金をテーマにした謎解きラリーを行う。

6-浅草・北千住発〜特急乗車往復、 SL大樹、各観光地の入場券をセットにした券を発売する。

などと妄想し、改めて地図をみると、鬼怒川と日光って思ったより離れていました、、、、。

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