いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】オリエント急行と屋根

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普段、ジャンク品のNゲージを安く買ってきて、全長60ミリのショーティーに改造していますが、当然ジャンク品として中古市場に出回らないものも多くあります。

四季島や瑞風、ななつ星などは正にそれで、憧れは憧れのまま、もし新品を買えてもそれに刃を入れるなんてことはできません。

オリエント急行もそんな憧れの一つです。
バブル絶頂期、ヨーロッパから香港まで走った本物のオリエント急行は、山口県まで航送され、狭軌の台車に履き替えて日本中を駆け抜けました。

スタートは、このために復活したD51-498の牽引、その他、ゴハチを始め各地のスター機関車が本物のオリエント急行エスコートしました。

JR化前後の車両を集めている当鉄道としては、是非とも増備したい列車です。

そんな折、ポポンデッタでカトーの美しいオリエント急行のボディが数百円で売っていたのです。(エラー対応品のサービスパーツが流通したもののようです)

窓はプラ板でなんとかできそうです。問題は屋根です。屋根がないのです。

あの優美な形状の屋根をどうするか。
1両ずつヤスリで削って自作することも考えていましたが、別の記事に書いた3Dプリンタが、もしかしたら使えるかも、ということになりました。

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とりあえず側面をショーティーにします。
この車両の重要ポイントは、なんといっても側面のエンブレムです。美しく再現されたカトー製品のエンブレムを中央に配置し、左右に30ミリずつの部分を選んでつなげることにしました。


写真のマスキングテープを貼っていないところが生かす部分です。
この車両、左右側面の窓配置が揃っていないため、中央エンブレム部と両車端部の3つの組み合わせを、左右側面で独立して行いつつ、全体が歪まないように調整する、という難しい作業となりました。幕板の文字なども生かすためには、テトリスのように側面を組み合わせる必要がありました。ニッパーで大雑把に切ってからの、いつものスティックヤスリが大活躍です。

オリエント急行の繊細な文字印刷や金ラインは、ヤスリの粉が少し付いて擦れるだけでもかすれてしまいますので、細心の注意で進めます(少し削れてしまいました)。


マスキングテープで仮組みしながら調整します。なんとか全長60ミリになりました。

ここに、3Dプリンタ製の屋根を組み合わせます。

と言っても、この複雑な形状を作る技術はありませんので、CADとの格闘が続きます。

続き↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/02/13/232120

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