いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

天空ノ鉄道物語展

六本木ヒルズで開催中の天空ノ鉄道物語展に行ってきました。

公式サイト↓
https://tentetsuten.com


展示してあった特急エンブレムです。左が485系用?右がキハ181用。


入り口は古き良き上野駅の改札。国鉄時代ファンの心を鷲掴みにかかります。


ヘッドマークです。キハ82キハ181で形状が違うなんてことも久しぶりに思い出させてくれます。


ブルトレヘッドマークです。
この他にも一部にカンの裏側が見られる展示があり、「出雲」の文字のネジ止めの位置がわかるものがありました。


こだま型から東海道新幹線への歴史のコーナー。


北斗星カシオペアのコーナー。




JR各社の制服や時刻表のコーナー。JR各社がここまで一堂に会するのは珍しいそうです。






その他いろいろです。プラレールはお子様に人気でした。

大事な見せ場の写真を撮り忘れました。
木製のトワイライトの1/1模型?と展望風景をバックにした天空の駅、ダンボール製の1号機関車などもあります。

以下、感想ですが、必ずしも鉄道ファンだけではない六本木ヒルズでの鉄道展は、コンセプトやターゲットをどこに絞るかが難しいところです。

展示内容を見ると、大きく次のものがあるように思いました。

①ノスタルジー、憧れ、旅
上野駅展示
・懐かしのヘッドマーク
ブルトレ新幹線0系
・豪華寝台特急
・クルーズ列車やアンパンマン

②社会システムとしての鉄道
国鉄解体、JR発足
・時代背景
・トンネルや橋や新幹線がつなぐ日本列島
・現代の通勤電車や私鉄
・貨物とエコ
三陸鉄道と地元の関係

③技術論、車両模型や解説
※今回はあまりナシ

④展示としての楽しさ、インスタ映え
・実物大模型
・展望台風景や夜景との融合
・お子様向けプラレール展示
・触れる映像

ここまで書いたところで、展示会のタイトルを思い出しました。

「天空ノ鉄道物語」

物語です。

鉄道が高度経済成長期以降に果たしてきた役割や挑戦の物語はもちろんのこと、見る人のノスタルジーや憧れ、思い出と融合した、鉄道により想起されるそれぞれの人の物語こそが全体展示を貫くテーマなのかも知れません。

一方で、子供たちは現代の電車や新幹線に触れ、新しい物語を鉄道と共に紡いでゆくのでしょう。この展示を親と一緒に見る思い出そのものも天空ノ鉄道物語の1つ。

、、、という目線でもう一回見てみたいです。

六本木ヒルズでやるテーマではないかも知れませんが、個人的には入口の上野駅展示がどこまでも続いてくれれば満足です。

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