いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレカメラカー復活計画6

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/04/090755

一度断念したプロジェクトですが、しぶとく続けようと思います。

【あらすじ】
1-カメラカーとして優秀だった「コミカム」を壊してしまった。

2-wifiバックカメラを買い、バラしました。

3-バッテリーの処理など含め、いいところまで行ったのですが、カメラの接触のところを壊してしまい映らなくなってしまいました。

今回、しぶとく2つ目のwifiバックカメラを購入します!

◆forcusmart WiFiバックカメラ


なんだか似たような商品がいくつかあるようでした。よく見ると、wifi有無や広角の度合いが違います。

だんだん、素直にトミックスのカメラカーを買う方が安いような感じになってきます、、、。が、Bトレサイズボディにカメラを収めるという夢を諦めきれません。

前回はバラしながら手探りで進めたこともありますが、wifi接続の不安定さに悩まされました。これにより、必要以上にカメラ基盤をいじくり回してしまったことに加え、カメラとフレキシブルケーブルのつなぎ目の接触を壊してしまいトドメとなりました。

ハンダの熱やショートによる基盤の破壊や、電圧のかけすぎによる部品破損にばかり気を取られ、基本的なことをケアしておりませんでした。反省しきりです。

さて、前回の敗因の1つに「カメラを搭載する車種が未定」というのがあったように思います。

前回は、Bトレシャーシの上にカメラを載せ、一旦走るように作りつつ、上に被せるボディを考えるという手法でしたが、ボディの選択肢を増やすために基盤やカメラをできるだけコンパクトにまとめることに注力しすぎました。これにより、接触部分を壊してしまいました。

今度は積み上げ式で作るのではなく、ゴールから逆算しようということで、車種を決め、カメラと基盤を収めてから、これをなんとか走行化させることを考えます。これなら床下や台車干渉部分への基盤のはみ出しも把握した上で、どこに台車をつけるか、という発想で進めることができます。

実際、いくつかのNゲージの廃ボディで基盤とのサイズを比較してみました。


まずは素直にBトレボディへの組み込みです。
やはりBトレボディは、ガラスパーツの厚みがあり、基盤を入れるための横幅が足りません。ガラスパーツ抜きでボディを組むのはもちろん、ボディ側壁の内側をかなり削るか、基盤を斜めに取り付ける必要があります。写真は旧国のボディですが、幅広車体ならもう少しマシなのでしょうか?


次に大本命の国鉄特急型のNゲージです(以前に181系を作った時の廃材です)。
特急型ならば、当鉄道に多数在籍していますので、カメラカー専用に動力車を用意しなくてよいメリットがあります。
カトーの旧製品は床板がボディと一体なので、基盤は全く収まりません。



次にレインボーを作った時の廃材です。屋根が別パーツですので、床板側に基盤が大きくはみ出します。



次に50系の廃材です。14系客車よりも車高が高いので、基盤も割と収まります。


最後に24系です。ブルトレの屋根部分まで含めた深い断面積なら、基盤もかなり収まります。

などなどを考えているうちにAmazonから商品が届きました。

同じ箱が2つ、、、。もったいないです。

しかし開けてみると、カメラ本体がスベスベの白い袋に入っています。梱包が丁寧です。

そしてカメラ本体に、いかにも検品済みっぽいシールが!これは期待できます。
※マスキングテープをカメラに巻きつけてあるのは、この後にそういう作業をしたからです。

前回買ったものは実は「アウトレット品」と書いてあり、1000円ほど安かったものに飛びついてしまったのです。電源供給の問題に関係なく、最初からwifiが非常に不安定でした。

PCの15VのACアダプタのジャックの中心にアルミホイルを差し込んでプラスを、ジャックのまわりからマイナスを取り出して、カメラにつなぎました。前回調べた通りならば、コードの途中で正確に3.5Vに降圧され、カメラ基盤を動かします。

さて、今回は基盤が動き、wifiはつながってくれるのでしょうか?

、、、

100発100中でwifiにつながります!!
嬉しいです!!(こういう商品なので当たり前なのですが、、、。また、配線が適当ですので、一瞬でも電断すればwifi接続が切れます。)

次にカメラの視野と先頭部の処理や車種について考えます。前回はこれを調べる前にカメラを壊してしまったのです。


まず、カメラのレンズをどこまで塞いでも視野に影響がないか調べました。概ね写真のマスキングテープを貼っていない範囲が必要です。ピンホールカメラ的に、もっと狭い範囲で行けるかと思いましたが結構ちゃんとレンズを使っているようです。

ある程度のカメラ穴が必要であることが分かりましたので、「485系583系ヘッドマークの穴にカメラを仕込む」という当初の構想は、かなり無理があることが分かりました。

ちなみにこのカメラは視野角120度と書いてありました。Amazonの他のバックカメラでは「視野角180度!真横も見える」というのもありましたが、広角過ぎて鉄道模型のカメラカーには向かないような気がします。


カメラの前に455系のお面をつけてみました。


すると写真のように、運転席の窓の内側もバッチリうつります。

これはこれで、実車の運転席の後ろに張り付いた眺めのようで、メーカー品のカメラカーにはない眺めにできるかも知れません。


415-1500のお面をつけると、、、

だいぶ前面展望が良くなります。


次に小田急ロマンスカーEXEの場合、、、

カンペキです!まさに展望車です。


湘南顔の場合、、、

これもなかなか良いです。


403系低運転台の場合、、、

これも良いですが、実際にカメラ位置をここまで高くすると屋根に干渉しそうです。

元々の構想では、専用の動力車を用意しなくても良いように、485、583系あたりの先頭車のヘッドマーク穴にカメラを仕込みたかったのですが、計画変更が必要です。

上記の実験では、ロマンスカーEXEや湘南顔が良好な結果となりました。つまり、単純に窓が大きい車両に仕込むのが良いようです。ただ、客車の展望車は後部の風景しか見られないので、やはり電車が気動車にしたいところです。

当鉄道は国鉄末期〜JR初期の車両が多いので、シチュエーションが限定されやすいロマンスカーなどよりは、もうちょっと他と共演させやすい車種にカメラを積みたいです。

候補は以下です。
・クロ481パノラマグリーン車(車高が低すぎて基盤が入らない?)
ロマンスカーEXE、MSE(共演する国鉄型が不自然になりがち)
・宴、ジパングリゾートしらかみシルフィードなど(改造種車Nゲージが高額)
・80系湘南顔、103系低運転台(交流専用車と共演しにくい)
・フラノエクスプレスやエーデル
・E233や前面窓の大きな私鉄車両
などなど、、、

これは楽しい悩みですので引き続き考えます。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/12/11/004407

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