いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレカメラカー復活計画3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/11/27/090917


電気の専門知識がない素人が無茶な試行錯誤をしていますので、カメラが壊れた瞬間、プロジェクトは終了となります。改造は自己責任でお願いいたします。

【あらすじ】
●Bトレカメラカーとして素晴らしい性能だった「上海問屋 コミカム」を壊してしまいました。
●代替となるカメラをいろいろ考えました。
●車のバックカメラのWiFi版を見つけたので買いました。
●なかなか良い性能なのですがWiFi接続が絶望的に安定しません(電源が適当なので基盤がそもそも起動していない説も)

(前回ここまで)
(ここから今回)

●いろいろ調べると、カメラに入力されている電源は車からの12Vを3.5Vに下げているようでした。
WiFi接続が全く出来なくなり、いよいよ壊してしまったと思いました。
●カメラは壊れておらず、電池でも動きました。ただし相変わらず絶望的に安定しません。
●基盤自体は18ミリ角、カメラはフレキシブルケーブルで自由な位置にできる構造で、電池さえなんとかなればBトレに乗りそうです。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・

ということで、上記を進める間の素人の試行錯誤を記します。

まず買ったのはコレです。

アウトレットで3000円ちょっとでした。

◆forcusmart WiFiバックカメラ


なんだか似たような商品がいくつかあるようでした。よく見るとwifi有無や広角の度合いが違います。

トミックスのパワーパックの12Vを入れると一旦動きました。

しかし、2回目に起動しようとすると2度とWi-Fiが捕まらなくなります。15分くらい時間を置くと、またWiFiを発見できたり、半日置いてもダメだったり、たまに3分後に再接続できたり、とにかく挙動が謎です。

ただの不良品説もありますが、以下いろいろ試行錯誤していますが、問題の本質はこの一点だけです。

※(追記)結局、アウトレット品を安く購入したために不良品だったようです。別の個体は毎回確実に起動しました。

最初に疑ったのは電源です。
トミックスのパワーパックは本当に12Vなのか?

テスターで測ってみると、上の常点灯対応のものは常に12Vと思いきや、「10.7V」でした。

下の普通のもの?は、最大ボリュームにしても「7.7V」でした。

個体の問題かも知れませんが12Vって出てないんですね、、、。まあ最高速度で暴走させたりしないので問題ないですが。
(線路の抵抗で電圧が降下しているとも疑ったのですが、どこで測っても同じでした。もしかして線路へのフィーダーの抵抗??)

そこで、電子ピアノの12VACアダプターからプラスとマイナスを引っ張ってきてカメラに接続したところ、動きました。が、動いたり、動かなかったり、結局同じでした。

次に他のPCの19VのACアダプターをつなぎました。カメラの箱に「入力は12-18V」と書いてあったからです。上限を1Vオーバーしても気にしてないのは、動かなすぎてヤケクソになっていたからです。

結果は、動きました。が、安定せず同じ症状です。ちなみにACアダプターは正確な電圧が出ていました。

次に電源コードの断線や、コード途中にあるノイズキャンセラ?っぽいものの悪さを疑い、カメラに近いところの被覆を向いて電圧を測ってみると、、、、

3.5Vでした。

このコードの途中についているものは、電圧を12-18Vから3.5Vに下げるものだったようです。ということは、俄然、Nゲージ上で動かせる可能性が増してきます。電池から12V を取り出すより、3.5Vを取り出す方が楽そうだからです(素人の考えです)。

ちなみに、入力が最初のパワーパックの10.7Vでも、ACアダプターの12Vでも19Vでも、カメラ手前では正確に3.5Vになっていました。

上の写真の緑色のパワーパックを使い、3.5Vに調整してカメラにつなぐと、、、動きません。パワーパック電圧を4V前後に上げてみてもダメです。そもそもカメラのICが繊細に3.5Vを要求しているとしたら、4V以上かけたらアウトなような気もします。

ただ、これはこの方法の問題ではなく、動作が安定しないというだけの話だったように今は思います。

いよいよ壊してしまったと考え、ヤケクソにアルカリ乾電池3本直列の4.5Vをかけたところ、、、

動きました

ただ、これも相変わらず接続が安定しません。結局、全ての問題はそこなのです。

また、3.5V用のICに4.5Vをかけ続けることで、異常に寿命を縮めてしまっている恐れはあります。ただ、もしかしたらそんなに繊細な話でもないのかも知れません。

次に基盤の接触不良などを疑ってみます。
ガッチリ防水処理をされているカメラの本体ケースをニッパーでバキバキ削っていきます。


中には防水用の詰めものがされており、さらに剥がすと、、、


こんな感じです。

構成としては、カメラ用のICとWiFi送信基盤だと思います。

カメラユニットはフレキシブルケーブルで別パーツ構成なので、車両に仕込む際には便利そうです。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/11/30/092309

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