いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレ脱線対策その4

前回の記事はこちらです↓
・Bトレ動力のポイント脱線対策
・Bトレバンダイ動力のトミックスポイント脱線対策の新説
・Bトレ脱線対策やNゲージ化いろいろ

【記事の目次はこちらをご覧ください】

これまでの記事のタイトルが似たり寄ったりでわかりにくくて申し訳ありませんが、全て脱線対策について書いています。

当鉄道ではトミックスファイントラックを使っていますが、Bトレ4軸動力はなにかと脱線しがちです。

これまでわかった注意点は以下です。

①車両やN化
 ・台車の引っ掛かりを徹底的になくす。
 ・ウエイトをできるだけ積む
 ・スカート部の台車首振り幅の確保
 ・アーノルドカプラーのひん曲がり

②レイアウトプラン
 ・カントでの車輪の浮き
  (特に手作りカント)
 ・急なS字を避ける
 ・カーブ出口のポイント設置を控える
 ・勾配中のポイント設置を控える
 ・推進運転を出来る限り避ける

③ポイント対策

、、、ポイントについては様々なことを試しましたが、根本的な脱線挙動としては「トングレールを車輪が乗り上げる」ことかと考えています。

バンダイ4軸動力がやたらにトミックスポイントで脱線する原因として、「トングレールの幅に対して、車輪のフランジの間隔が広い」というのがありそうです。

これはさらに場合分けしていくと、
1-車輪のフランジの幅が広い
2-トングレールの幅が狭い
のどちらか、または両方になります。

1については、以前の記事で「左右の車軸の差し込みが甘く、車輪間隔が広がっていることがある」という、まさかの現象を確認しました。

今回は2についてです。

Bトレ動力が脱線するのは、P541-15や P280-30で多く、もっと条件が悪そうなP140-30ミニカーブポイントでは、それほど発生しない印象があります(ゼロではありませんが)。

P140-30の良いところはトングレールが短いことです。 P541-15などはトングレールが長いため、トングレール先端の可動部での遊び幅の関係で、幅がギリギリ狭い状態になることがあるように思います。重量のあるNゲージ車両なら問題ないのでしょうが、軽いBトレ動力、さらにその車輪自体が駆動しているものは、乗り上げやすくなっているのかも知れません(でもカトー製動力はほとんど脱線しません)。

対策としては大変ベタですが、「トングレール間にスペーサーを入れる」をしてみました。


裏に両面テープを貼った厚紙を小さく切り、トングレールを押し広げるようにしつつ貼り付けます。ポイント可動を妨げないようにします。

これで少しは改善したように思います。
あとは、ポイント可動部が緩く、ちょっとした弾みでトングレールが動いてしまう件を改善できればより盤石なのですが、これはかなり工作力を要求されそうですので、ひとまずこれで様子を見ることにします。

なお、このあたりを差し引いても、トミックスのポイントは大変優秀で、Bトレレイアウト製作の強い味方です。

弱点である内部接点不良については、対策を以下に書きましたのでご覧下さい↓
・トミックスポイントの接点不良対策について2

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