いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】キハ58パノラミックウインドウ

1990年ごろ、トミックスのカタログにはいくつかの旧世代商品が掲載されつづけており、価格帯も一段下となっていました。
オハ35やキハ58がそれで、塗装や大きいモーターユニット、Hゴムの表現や車輪など、当時の最新製品と比べても古さを感じるものでした。

確か当時はすでにカトーから最新クオリティ水準でのキハ58が出ていたと記憶していますが、トミックス製品にはカトー製にはない魅力がありました。それは「パノラミックウインドウである」ことです。
最初はなんとなく見た目の印象が違い、キハ45やキハ65っぽいという感じでしたが、いろいろ調べると、キハ58の中でも最晩年の増備車で、スカート付き、クーラー付きまたは準備工事など、特徴ある車両であることを知りました。

最近、たまたま中古屋でボロボロの状態のこれを見つけてしまいました。過去の思い出が蘇り、当鉄道でレストアすることにしました。

まず、車体の分解に一苦労です。全くボディが外れてくれません。
ショーティー化前提のため、車体中央部を切り開くと、正解は屋根を外してからボディとモーターユニットをつなぐネジを上から外す構造であることが分かりました。こんな構造に初めて出会いました、、、。

切り繋いでサフを吹くと、意外にしっかりしたディテールのモールドです。

切りつなぎには、以前アキバで買ったコレ↓が活躍しました。


Bトレにはパノラミックウインドウタイプのキハ58はないので、異彩を放つ車両ができそうです。色は東北のものについては晩年の盛岡色や仙台色が多かったようですが、ここは王道の国鉄色とします。

色は以前の赤11号(スカーレット)にクリーム4号ですが、前者はオリエントサルーン製作時に買って役に立たなかったクレオス「キャラクターレッド」で塗り、クリーム4号は、グリーンマックスのスプレーそのままにしました。Bトレ製品と比べると、、、赤は暗く、クリームはやたら色白っぽくなってしまいました。ただ、古いキハのやつれた感じは出たかも知れません。





屋根はクーラーとベンチレーターをそれっぽく貼りました。スカートは製品の金属製のものをグレーに塗って固定しています。

なんとも言えない渋さのキハ58パノラミックウインドウ車ができました。
番台区分は、キハ58-1100番代、1500番代のようですが、どのように配置され、どのような編成で運用されたかよくわかりません。
ゆっくり調べていくのも今後の楽しみです。

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(追記)パノラミックウインドウと言えば、キハ56改ですが、快速ミッドナイトの写真が出てきたので追記します。


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