前回はこちら↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/07/02/213904
無理めな課題に挑戦するプロジェクトの2回目です。
仙台のジョイフルトレイン、オリエントサルーンの展望車をBトレ12系から改造して作ります(完成するかは分かりません)。
オリエントサルーンに合う、いい感じの暗めのスプレーを探しますが見つかりません(自分で調色はできません、、、)。こういう時は、出来るだけ基本的な色を、ということで、タミヤカラーの「マルーン」を買いました。
前回のレインボー制作の際、赤系の色の隠蔽率が低く、下地色の影響をモロに受けていましたので、今回は「赤」を先に塗ってから、マルーンを薄く塗ることで、あの深みのあるワインレッド(ボンマルーンと呼ぶようですが)を出せるか、という試みになります。
赤を塗ったのが冒頭の写真です。
側面の大きな窓やサンルーフなど、自分的には手削りの限界までやったつもりですが、やはり粗さは目立ちます。それはヨシとして、気になってくるのが「なんだか正面窓が縦に長い」ことです。ほかのジョイフルトレインと比べると、どうもテールランプなどが付く部分の幕板の縦寸法が短すぎるようなのです。この縦寸法は4ミリで作りましたが、5ミリくらいが正解のようです。
赤を塗ってしまったあとですが、泣く泣くプラ板を足して、幕板部分の厚みを増やします。
ついでにサンルーフ部の窓を広げたり、窓の桟の部分を細くしたり、加工を続けます。
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今回もコレが大活躍です。
まず、赤の上にタミヤカラー の「マルーン」を塗ってみました。
、、、かなり「茶色」に見えます。
さすが、フェアレディZや阪急電車の色という感じです。
ただ、光に当ててみると、、、
赤みが出ました。
これなら、いくつかの検索した実車の写真(暗めのシチュエーションのもの)には合致します。が、やはりオリエントサルーンの「ボンマルーン」とは違う気がします。
写真を見ると、かなり「赤い」印象なのです。マルーンなので紫系がはいっていると思うのですが、写真によっては「金赤」なのではないか、とすら思える写真もあります。こうなってくると、昔の天賞堂レジンキットが正解ということになります。
というわけで、マルーンの上から再度「赤」を塗ってみます。塗り重ねすぎて、もはやスロフの発電機上のルーバーは埋まりかけています。。。
ついでにタミヤカラーの「ゴールド」でラインも入れてみました。
全体的にだいぶ赤くなりました。写真によっては実車とドンピシャの色にも思います。
しかし、金赤に近い塗装は、自分の思い出の中のオリエントサルーンとは違うのです。もっと、深い色で豪華列車の憧れを体現していた姿。素直にエアブラシ技術を修得して調色すればよいのですが、あくまで缶スプレーで答えを探します。
次に思いついたのは、「マルーン」の上に「クリアレッド」をツヤツヤに塗る、というものです。
続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/07/06/005122
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