いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレモジュールと矢立峠の思い出

当鉄道の写真でたびたび登場するのが、矢立峠風のモジュールです。
中高生の頃、一度は行って撮影したい場所として、新疋田ループとこの矢立峠がありました。
ブルトレがトンネルから飛び出し、雪煙を上げながら単線の橋梁を大きくカーブしていく。実際そのお立ち台に立てたのは数年後のことで、雪の中でもありませんでしたが、ポイントから望遠レンズを構えると、憧れの画面が切り取られた時は興奮しました。
なにかの列車で青森まで行って野宿し、奥羽本線を最初に出る485系に乗ったのを覚えています。あれは白鳥だったのか、いなほだったのか、、、。
どこかで50系客車の鈍行に乗り換え陣場駅に降り立ちました。当時既に701系は入り始めていたころだったかと思います。ボックス席で乗り合わせたお婆ちゃんの津軽弁?は全く聞き取れませんでした。

さて、この矢立峠を再現する(できてるかどうかは別問題、、、)にあたり、やはりBトレだと狭いスペースでディフォルメした情景を表現しやすいと感じます。あの大きなカーブについてはC280にカントをかけて表現しました。Bトレにしては、大きめなカーブだと思います。


↑白沢〜陣馬間の通称「シラジン」でググると、たくさんの素晴らしい画像がヒットします。

トミックス カタログの表紙にもなった素晴らしいモジュールなどなど、この場所の模型での再現にチャレンジされる方は多いですが、それっぽくするためのポイントは単線にすることに思えます。ただ、複線レイアウトのエンドレスで、左カーブしたシーンを作ると必ず手前にもう1つの線路がきてしまいます。よって、上下線を大きく離しつつ、外回り線をエンドレス円とは逆方向に曲げるか、内回り本線を大きく内側に食い込ませる必要があります。意外にこれは手強い線路配置です。

邪魔な線路をトンネルに隠してしまう手はありますが、そうするとこの場所の遠くからアウトカーブを狙う感じは出せません。

当鉄道でも、最初は複線、C140の急カーブで表現していましたが、現在では出来るだけ上下線を離しつつ、C280でカーブさせるプランに変えています。とは言え、すぐ近くに内回り本線が見えてしまっていますが、、、。

さて、ここを走る名優と言えば、「あけぼの」晩年の赤いEF81が牽く姿でしょうか。

あけぼのが福島経由だったころは、山形からED75-700が牽きました。EF81とはまた違った魅力があり、いつかオリエントサルーン色のカマも増備して撮影したいです。

他にはラストスパートする「日本海」もよいですね。「トワイライト」が走った時間帯は深夜でしょうか。
同じく485系「白鳥」も、ゴール間近では夜時間帯かと思います。

撮影可能な時間帯に「いなほ」青森行きは走ったかも知れません。

同じく「いなほ」をイメージして、E653-1000系も撮影してみましたが、この車種になってから、いなほは青森に来ていないようです。ただ、弘前発着のディズニーランド臨はあるようです。

そしてこの場所は、583系の最後の活躍の場ともなりました。

↑ちょっとマークがおかしいですが。

この場所をグーグルマップで見てみると、やはり陣馬駅からが最寄りのようです。当時、どう歩いたか覚えていませんが国道7号を歩いて行ったのでしょう。

陣馬駅から国道7号を進みます。奥羽本線はまだ複線です。


まだ複線。


ここで下り線が分かれます。
1970年に複線化された際に、勾配のキツい下り線は左の山の中を大回りさせて、勾配を緩和したのだと思います。


方位を回すとこんな感じです。

半ループを経て山から飛び出した下り線は、カーブした高架線で小さな川と畑をまたぎます。
上り線はお立ち台の足元をまっすぐ下っていってるようです。いつかもう一度ここに立ってみたいものです。


シラジンで撮られた素晴らしい写真を見ていると、定番アングルだけでなく、真横から煽ったものや、正面気味のものもあります。当モジュールでこれをやると、複線であることがバレてしまいますが、なかなか良いムードとなります。


上越線あたり、という脳内設定にして、直流車両も走らせています。


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