いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレ動力のポイント脱線対策

当鉄道では、線路はトミックスを使っています。これは、ミニカーブレールの存在や、R140の小さいポイントの存在が理由です。

動力はカトーのBトレ用動力をできるだけ2両入れて、ストレスなく遊べるようにしています。

ですが、機関車だけは単独動力で7-8両を牽かせたく、客車に動力を入れるユーレイ方式を避けるためにバンダイ製Bトレ動力を使っています。やはり安定性はカトー製に及びませんが、集電やギア抵抗を改善してあげると、4軸駆動の分、カトー製を超える牽引力を発揮します。

以前の記事はこちら↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/02/122707

しかし、バンダイ製Bトレ動力は、なんだかトミックスのポイントとの相性が悪くたまに脱線します。(もしかしたらカトーや他のメーカー製も同じように脱線が多いのかも知れません)

現象としては以下があります。
【アウトカーブの後に、イン側に分岐しようとすると、そのままトングレールを乗り上げてアウト側の分岐に先輪が進んでしまう。】

原因はいくつかあるような気がします。
1-バンダイ製Bトレ動力の首振りの問題
2-ポイントとの相性の問題

上記1は、機関車用にカプラーをカットしたり、スペースの無い機関車のスカート裏との干渉の問題など様々があります。全体の半分くらいは、こっちの原因という印象です。

それは置いておいて、解決させたいのは上記2です。カトー製が問題なくポイント通過できていることを考えると、バンダイ製がカトー製と異なる部分にヒントがありそうです。

いろいろ原因の仮説を考えました。
バンダイ製の方が首振り抵抗が大きい?
→カトー製はモーターからジョイントで連結されたウォームギアが台車に合わせて首を振る仕組みです。その分、台車を外した後の組み付けが面倒ですが、、、。バンダイ製は、モーター直結のウォームギアに首を振った台車のギアが噛み合う仕組みです。しかも両台車ともなので、カトーより首振り抵抗が大きくなることは考えられます。ただ、この対策は難しいです。

バンダイ製の方がフランジ高さが低い?
バンダイ製の方がフランジ間距離が微妙に長い?とすれば、トングレールを超えた本線レール側への横圧は大きくなりそうです。

いずれにしても、トングレールを乗り上げてしまうということで、これをポイント側の改造で解決させる方法を考えて試します。

仮説:【トングレールの高さが低い?】
対策①本線レール高さを削る
→多少効果あったような気がします。が、削るのが大変なのと、左右のバランスが崩れるのであまり良い手ではないような気がします。

対策②トングレール下に紙を挟んで高くする
→トングレール先端の2つが繋がる黒いパーツの下あたりに紙を挟むと、かなり効くような気がします。ただし、ポイントが切り替わらなくなるので、電動は不可。手動でも、つまみを変えてからトングレールを直接動かすような感じになります。これも避けたい。

対策③トングレールの先端近くを上にひん曲げる
→とにかくトングレールをを乗り上げないようにするためにトング先端を上方向に捻じ曲げようとしましたが、破壊してしまいそうなのでやめました。

仮説【外側への遠心力が強すぎる?】
特にカーブ直後にアウトカーブ側に脱線することが多いことから、これの対策を考えました。少し正解に近いような気がします。

対策④カントをつける。
→カーブ出口やポイントそのものをイン側に少し傾けました。目に見えて脱線が減ったような気がします。ただ、分割式レイアウトの端っこにカーブやポイントがある場合、これをやるのは難しいです。


対策⑤ポイント手前のアウトカーブレール内側に小片を貼り付け、インカーブ側に台車を向ける。

→いろいろやった結果、最も効果がありそうです。ポイントトングレール手前の本線レール内側にボール紙を小さく切って貼る。
カーブ通過後の外側への遠心力を逃してからトングレールに向かわせる。

↑写真の右側のポイントのトングレール手前に貼ってある小さなボール紙片のことです。

ただ、これも塩梅が難しく、逆に他の動力やトレーラー台車が激しく脱線したりします。

他にも車体に対して、台車上のあたりに補重したり、首振り対策をいろいろやりましたが、なかなか決定的なものがなく、、、。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・

シンプルな解決法として、「ポイント手前に短くてもよいので直線を挟む」「ポイント進入側に勾配を作らないことを徹底」があります。特に後者は重要で、トングレール進入時に台車に荷重がかかっていない状態が良くないようです。これはモジュールレイアウトつなぎ目の地面の段差などが悪影響を与えるので注意が必要です。

脱線対策については、引き続き研究します。

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