いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】12系サワ座を作る3

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/29/204443

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前回までで一応完成しました。床下などをつけていきたいですが、とりあえず遊びます。

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以前作った「東北本線風モジュール」と「北海道の信号場モジュール」がうまくつながってエンドレスが組めました。

東北本線風モジュール↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/03/21/123502

北海道の信号場風モジュール↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/11/24/084158

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運転して遊びます。

サワ座は、リニューアル後の方が有名で、この12系の原型を残した円弧の塗り分けのバージョンは、資料集めに苦労しました。
一応形式写真的に載せさせていただきます。
(そもそもショーティーですし、出来の問題もあって資料的価値はないと思いますが、、、)

●1号車「若狭」
スロフ12 813
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緩急車の白い面積が多い方です。
金の塗り分けは側面に回り込んですぐに下に落ちていくために、お面のサイドでは6号車よりは塗り分けが上に上がっていきません。
窓はお面を前にして右側の一つ目が埋められ、正方形のロゴが入っています。
お面と反対側のドアは埋められ、カヌ座よりは大きい小窓が空いています。これは方向幕よりは横幅が狭く、縦幅は広いです。
お面を前にして右側には本当はグリルが無いようです。

●2号車「越前」オロ12 825
●4号車「能登」オロ12 827
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中間車のマルーン の面積が多い方です。
横幅が半分の窓は、本当は縦幅もユニット窓よりは一回り小さく、上下のサッシ境目は上寄りにあるようです。資料では上側が斜めに空く構造に見えましたが良くわかりません。角はHゴムではなく、サッシ状で丸くなっているようです。
今回はまだつけられていませんが、白い小窓の隣と窓埋め部にロゴが入ります。

●3号車「加賀」オロ12 826
●5号車「越中」オロ12 828
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2.4号車とは、白とマルーンが反転しています。

●6号車「越後」スロフ12 814
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金の塗り分けは、側面に入ってから上に伸びていくためにお面での立ち上がり方も上に上がっていく感じのようです。お面を前にして右側のグリルは本当はありません。
こちらは1号車と異なり窓埋めの位置はお面の左側面です。

※いろいろ間違っている可能性があります。ご了承ください。塗り分け線はショーティー用にかなりアレンジしています。

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ちなみにシール印刷したロゴはパワポでこんな感じで適当に作りました。割と似てるのは能登、若狭、雰囲気重視なのが越中、越前、資料もなくよくわからないのが加賀、越後です。

若狭はつがいの鳥と海岸?
能登は鳥と奥に四角い何かがあります。
越前、越中も基本的には海モチーフと思われます。
加賀はなんとなく城っぽい雰囲気がありそうなのですが、、、
越後に至っては全く分かりません。

さまざまな機関車との組み合わせを試します。
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まずは北陸と言えばEF81です。トワイライト色よりもやはりローズピンクが似合います。

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次に東海エリア勢です。
DD51は電化区間でもエスコートしたようですし、やはり高山本線などでの活躍シーンをイメージさせます。篠ノ井中央西線中央東線ではロクヨンが牽いたと思います。ED62が牽く写真は見つけられませんでした。

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次に関東・上信越の機関車です。碓氷峠も健在の頃、ロクニが信越線経由で上ってきました。
PFはやはり抜群の安定感です。またこの時代はP型も結構団臨を牽いていたと思います。

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茶色やマルーンの機関車です。客車が純和風の色遣いのため、この組み合わせはとても映えます。
検索していると茶色のEF58150がサワ座フル編成を牽いている写真が出てきて、最高にカッコよいです。

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DE10は単機で小浜線に入ったり、東北に行けばED75が登板しましたが、、、、他のものは分かりません。

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【Bトレ改造】12系サワ座を作る2

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/27/200619

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中間車をまとめて作り、その反省を踏まえてスロフを作ります。

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うまく計算しないと塗り分けが直線的になってしまい、この編成の良さである柔らかい曲線の雰囲気が出ません。
この後、雨樋の白色塗り直しと合わせて、少しだけ曲線に直しました。
二重のマスキング修正などで近くで見ると線だらけになっています、、、。

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スロフに取り掛かります。どうも写真を見ているとお面を前にして右側面のグリルがないようなのですが、スハフ12には片側グリルと両側グリルのものがあったのでしょうか。
埋めるのが面倒なのとグリルがあった方がカッコよいので気にせず作業します。

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中間車ではだいぶ埋め跡が残ってしまったので、スロフでは頑張ります。

まず窓を1ミリ厚のプラ板、ドアは折戸の中央のモールドを削り、0.3ミリのプラ板を貼りました。

瞬着カラーパテをモリっと絞り、爪楊枝の先につけて隙間に盛りました。
その後、今回はすぐにタミヤの硬化促進剤でカリカリに固めました。

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スティックヤスリの400番ソフトタイプを斜めに切って尖らせてからピンポイントで消しゴムをかけるようにして盛りすぎたパテを削ります。
以前、彫刻刀で大まかに削ったりしてみましたが、いらないところにキズをつけてしまったので今回は地道に削りました。と言っても1分くらいで明らかに「山」の部分はなくなりました。

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削りすぎるのは怖いですが、パテに隣接する部分の元車体の塗装が削れるくらいまでやる必要があります。

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軽くサフを吹きました。中間車の反省を活かし、削り跡を1000番以上のヤスリで綺麗にしてみました。上の写真は、窓は1000番処理あり、ドアはまだ処理していないところです。

結局そんなに上手く出来てないので語るほどでもないのですが、以前よりは綺麗に作れそうな雰囲気です。この鉄道模型の窓埋めは丁寧に教えてくれるサイトがあまり見つからずいろいろ試行錯誤しています。失敗も含めてどなたかのご参考になれば幸いです。
知り合いに教えてもらった瞬着パテ、硬化促進剤、スティックヤスリの3点セットにより、だいぶ作業効率は上がりました。

なお、スロフは右側面の窓を埋めるべき車両と左側面を埋めるべき車両がありますので、作られる際はご注意下さい。

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お面の窓をマスキングします。Bトレ車体を種車にする時は窓が一体のため、いつも悩ましいポイントの一つです。
今回は少し大きめにマスキングテープを切って、爪楊枝でHゴムのモールドに合わせて端をめくり、折り返しました。また、裏側へスプレーが吹き込む事件が多発しますので、裏もマスキングします。

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金に塗ります。
金のスプレーを使うのは楽しいです。

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金の部分をマスキングします。両端のお面は、側面に続く金色の形状により、少し塗り分け線が異なるようです。
また側面の金は立ち上がりの角度をちゃんと考えておかないと、次の色を塗る際にデザインが破綻したり、曲線にできず、直線でつながざるを得なくなったりします。

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前面のマスキングを剥がします。マスキングしすぎで元の青20号が窓周りに残ると嫌だなと思っていましたが、今回はうまく行きました。
左右の金の塗り分けもバランスが取れたようです。
ダイソーのアクリル絵の具を爪楊枝の先につけて、テールランプを色付けします。

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ひたすら修業のような塗り分けのマスキング塗装をしていきます。

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ホロ枠を銀に塗る時に事故が。
実はマスキング漏れなどいくつもの事故が起こり、その度に修正しています。

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車体が組み上がるとやる気が出ます。

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今回、インクジェットシール用紙で小窓やテールマークを表現しました。いつもは白い紙に出力して両面テープで貼っているのですが、それよりは少し薄く仕上げられたように思います。

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今回新しい試みとしてインクジェット透明シールも作ってみました。

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この列車は号車ごとに「若狭」「越前」「加賀」などの愛称がついています。そして正方形の魅力的なマークが付いているのです。しかしそこをわざわざ撮影した方はいないらしくなかなか資料が集まりません。
パワポのオートシェイプでそれっぽく描いたものを縮小して印刷することにしました。
透明シールは白の隠蔽がないのでマルーン地のところは使えなさそうですが、白地のところは役に立ちそうです。

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やはりマルーン のところに貼ってもなにも見えません。

一旦完成しました!

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数ある12系塗り替え系のお座敷列車の中でもトップクラスに綺麗な塗装だと思います。

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北陸路の役者が増えました。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/30/221821

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【Bトレ改造】12系サワ座を作る1

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/24/205900

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というわけで新たなジョイフルトレインを作ります。

当鉄道は東日本や上信越〜北陸の雪景色が似合いそうな車両が中心です。
この地域で言うと、12系種車ジョイフルトレインでまだ作っていないのは、
・江戸
・やすらぎ
・くつろぎ
・白樺
・ふれあいみちのく
・サワ座
・オク座
などです。

展望車をゼロから作る気合いはなかなか出ませんが、やすらぎや江戸はもしかしたらマイクロエースの製品のジャンク品を拾える日が来るかも知れません(無理か、、、)。

上記の中で、北のムードが色濃いのは、ふれあいみちのくかサワ座だと思いました。
みちのくの展望室は、大変ですが他のものよりは作りやすそうな形状をしています。

いろいろ考えた結果、自分のやる気残量とも相談して、サワ座にしました。

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サワ座。
国鉄金沢鉄道管理局のお座敷列車で、国鉄末期に12系オリジナルカラーのまま登場しましたが、後に金、マルーン 、クリーム色の曲線の塗り分けの派手なカラーに変更されました。

実は今回、金のスプレーを使いたくなった、というのもこれを選んだ理由の一つです。

当時のジョイフルトレインシーンではサワ座はかなりメジャーな列車だと思っていたのですが、資料があまり見つかりません。

どうも、比較的早期に「わくわく団らん」という展望車付きの編成に再改造されており、自分が知っているサワ座での活躍期間は短かったようなのです。

ネットで「サワ座」を調べても、上記の展望車付きのものばかりがヒットします。
このように、同名で後に活躍するものがあると、資料探しの難易度は格段に上がります。
似たような例ですと、グレードアップあずさ(後の復活編成ばかりがヒットする)や、急行大雪(後の復活運転ばかりがヒット)などが最近でもありました。

展望車付きのわくわく団らんは、かなり長い期間活躍したようで、資料も豊富に見つかります。が、これの直線的な塗り分けよりも以前の曲線を多用した塗り分けのほうが、古都・金沢らしくて好きなのです。

というわけで作っていきます。

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まず、スハフのお面について考えました。
テールマークの穴を開けるのは自分の技術的に難しく、前回のカヌ座ではシールを貼っただけで妥協しましたが、今回は14系のお面を使ってみようとしました、、、が合いません。
側面窓周りの形もそうですが、14系の方がおでこの部分の奥行きも大きいようです。
これは加工して合わせられないことはなさそうですが、ユーロピアを廃車にしてまでチャレンジするのも気が引けたので、カヌ座と同じ工法で妥協することにしました。

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さて、問題は窓埋めの位置です。
これがなかなか資料が見つかりません。

ネットの写真を無断転載できないのでここには載せませんが、一両ずつ写真を探し、手がかりを蓄積していきました。

Wikipediaに載っていたのは、以下の車番です。
1号車:スロフ12 813「若狭」
2号車:オロ12 825「越前」
3号車:オロ12 826「加賀」
4号車:オロ12 827「能登
5号車:オロ12 828「越中
6号車:スロフ12 814「越後」

YouTubeの映像をコマ送りしたり、様々な検索ワードで調べましたが、上記車番で調べると、割と欲しい画像にヒットしました。
しかし、中間車の小窓の形状がどうしても分からず、最終的には12系標準色時代の動画のコマ送りしたものを参考にすることにしました。
車体ごとの「若狭」「越前」などの正方形のロゴマークは、いまだ全貌がつかめていません。

これらの資料を参考に、中間車4両をまとめて作ります。中間車は一つずつ作っていると途中で飽きてしまうからです。

実車は6連と短いイメージのある列車ですので、当鉄道のBトレ的にはカヌ座と同様に5連にディフォルメしたかったのですが、側面塗装が偶数両でないと合わず、6連作らざるを得ませんでした。

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ドアを0.3ミリのプラ板で埋め、窓を1ミリのプラ板で埋めます。1ミリの方は、少し発泡処理?してある、削りやすいものを使っています。
いつも種車車体とプラ板、パテの硬さが合わず、意図しないところから削れてしまいます。

瞬着カラーパテをニュっと出して、爪楊枝で拾って隙間に埋めていきます。
後で何回か追加でやることを覚悟の上でパテはできるだけ少なくしておくと、削り作業が楽になります。
今回は瞬着パテの自然硬化(一晩だけ。これじゃ不足?)と、タミヤの硬化促進剤を使うのと両方試してみましたが、後者の方がカリカリになって削りやすいように思います。
段差がよく見えるように軽くサフを吹きました。

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スティックヤスリで削ります。
ここは未だ研究中ですが、ハードタイプでしっかり面を出すことを目指すか、ソフトタイプの先端を細く切って、ピンポイントで消しゴムをかけるように削るか、やり方が定まりません。
今回はなんとなく後者多めで行きました。
埋めたプラ板、パテ、種車の壁がそれぞれ良い感じに削れるあたりを目指します。
時々サフを吹き、また目立つ段差を消していきます。
なかなか完全に段差を消せないのですが、やりすぎるとそこだけ凹んでしまうので、どこかで妥協が必要です。

今回は600番のスティックヤスリで作業し最後に500番のサフを吹いたので、これで良いと思っていましたが、削った部分の跡が目立つ結果となってしまいました。
塗装の厚塗りでは誤魔化しきれず、スティックヤスリの段階で800番以上で仕上げないとダメなのだと思います。

また上記のピンポイント削り方ならば、サボ受けなどのディテールの温存も可能なのだと思いますが、自分には難しく、ツルツルにしてしまいました。

さて、塗装ですが、まず金色に塗りました。
今回、無性にタミヤの金のスプレーを使いたく、この車種選定となった面があります。
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さて、複雑で特徴的な塗り分けですが、これにとても苦労させられました。

基本的には大きな上向きの円弧と下向きの円弧で金・白・マルーン に塗り分けられていますが、ところどころに直線や円弧の曲率が違うところがあり、頭がこんがらがります。

まず金色が下側左右にあり、残りの2つのエリア(上側左右と真ん中)を白とマルーンで分け合います。この分け合い方は奇数号車と偶数号車で逆になっています。

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円弧の形をある程度揃えるために、型紙を作りました。が、結局何度も修正することになってしまいました。

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白はクリーム10号です。

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マルーン はタミヤのスプレーです。

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仮組みしてやる気を絞り出します。

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窓は埋めたところを切り落としつつ、出来るだけ製品のままで使います。

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ちょっと直線的な塗り分けになってしまいましたので、この後修正しました。

続きます↓
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新たなジョイフルトレインの製作

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鉄道ファンの中にもいくつかの世代やブームがあるようですが、よく言われるのはSLブーム、ブルトレブーム、L特急ブームだと思います。

SLブームは70年代に無煙化の動きの中で消えていくSLを追いかける人々の盛り上がりに合わせて、ブルトレブームはSL絶滅後にスーパーカーブームから移行?した子供たちも含めて大きく盛り上がり、1985年の東京口ブルトレへのEF66登板により頂点を迎えたのだと思います(勝手な想像です)。
そして、ゴウ・サン・トオより始まった電車特急などへの絵入りマークの採用。様々なモチーフを図案化した魅力的なマークの数々に自分も夢中になりました。神田の交通博物館にはこれを並べたヘッドマーク下敷きが売られており宝物にしていました。

その後、大きなムーブメントがあったのかはわかりませんが、90年代は北斗星などの豪華列車ブームに加えて、「ジョイフルトレインブーム」があったと勝手に思っています。

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余剰となった12系や14系を改造し、ド派手な車体とどこでも走れる汎用性や意外性、様々な機関車やシーンとの組み合わせに、毎月「鉄道ダイヤ情報」を熟読して追いかけました。

やはりジョイフルトレイン御三家と言えば、サロンエクスプレス東京、名古屋のユーロライナー、大阪のサロンカーなにわです。
関東で派手な存在と言えば、スーパーエクスプレスレインボーと江戸で、高崎のやすらぎ、くつろぎは比較的地味でした。なぜか「やすらぎ」だけはやたら自分の遭遇率が高く、価値は低めでした。わかりにくい例えですが、これまた当時流行のタミヤRCカーグランプリ的には、レインボーはホットショットですが、やすらぎはグラスホッパーという感じです。

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牽引機もEF65PFが来ると「普通だなあ」と感じたものです。では何を期待していたかというと、あまり思い出せないのですが、ロクニやロクヨン、特殊塗装機やゴハチが良かったのだと思います。

東北で言うと、オリエントサルーンとふれあいみちのく、長野なら白樺、金沢ならサワ座などは時々関東に来ましたが、中京以西のナコ座やあすか、みやびなどは滅多にお目にかかれない列車でした。

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90年代の鉄道シーンとしては栄華を極めたジョイフルトレインですが、思いのほか全盛期は短く、これに憧憬を持つ世代は意外に狭いような気がします。それはBトレラインナップの少なさにも表れています。

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金型使い回しの都合もあるでしょうが、Bトレでジョイフルトレインと言えば、ユーロピアと14系リゾート、なのはな、ホリデーパルと、少しの機関車やキハ58しか思いつきません。

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もう少しBトレが長生きしていれば、扉と窓を埋めた12系の側面だけでも作ってもらい、オク座、くつろぎ、カヌ座2種、サワ座、白樺2種あたりは行けたような気がしますし、これがまとまったアソート品など出ようものなら財布が大変なことになりそうです。窓の配置などの細かい違いは目をつぶれる範囲かと思います。

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そんなわけで、昔の鉄道模型誌の製作記事を見ながら、まるで魔法のような技術に見えていた窓埋めや扉埋め、塗装は、なんとかそれっぽいことが出来る様になってきました。

サロンエクスプレス↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/18/173004

ユーロライナー↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/31/003924

レインボー↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/06/17/155619

オリエントサルーン
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/07/02/213904

カヌ座↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/31/013859

14系リゾート↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/10/30/130627

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Bトレの機関車は、ポケットラインの新動力によって格段に快適に運転できるようになりました。

次はなにを作るか。
これのためにBトレ12系を少しストックしています。

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Bトレの偉大な先人の方々も、様々なジョイフルトレインを製作されていますが、まだまだ未制作と思われる車種もたくさんあります。

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編成を丸ごと作るのは、やる気との戦いで、実はユーロライナーなどは未だ完成していません。

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なにを作るか考えている時が実は一番楽しいのかも知れませんが、そろそろ次の編成に着手したいです。

続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/27/200619

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バンダイBトレ動力①の整備

最近ジャンク動力の修理ばかりしています。
バンダイの動力は、本業のカトーのものに比べるとやはり走行性能が劣ります。ナローなどでもそうですが、小さい車両ほど集電や安定走行は難しくなるために高い技術とノウハウが必要になるのだと思います。

カトーのポケットライン動力の流用を前提として始まったBトレ走行化ですが、後にバンダイ独自開発の動力がリリースされました。
①は二軸の機関車用、②は台車レリーフの取付が可能なボギー動力(駆動は片方の台車のみ)、そして一応の決定版となったのが四軸駆動の③④⑤です。3-5の違いは車体取り付け用の爪の有無やカプラーの有無がメインです。

この決定版の3-5は、集電や駆動抵抗に難ありの場合がありつつも、適切な補重や接点グリスの使用などで、カトー製ボギー動力を超える性能を発揮してくれる場合がありました。現在絶版でプレ値がついていますが、定価に近い価格で見つけたら即買いすべきユニットです。

前置きが長くなりましたが、そんな影に隠れて地味な存在なのが、バンダイ動力①です。
ポケットラインチビ凸動力とほぼ同じ構造の動力ですが、ポケットライン旧動力の時代から安定性は大きく水を開けられ、中古でこれが搭載された動力を見つけてもあまり嬉しくない状況でした。

当鉄道の工場にも、おそらく不調だったジャンクのバンダイ動力①が眠っていました。今回はこれの復活整備を試みます。

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この製品は、黒とグレーの2種が有ったようです。当鉄道のジャンク箱にも2種が揃っていました。
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レールに乗せてみるとやはり動かないのですが、車輪を押し付けたり色々していると、、、動きました。

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調子良い時は思った以上に安定していると感じました。が、なにか突然引っかかって動かなくなるようなことがありました。車軸の保持や寸法の精度の問題かも知れません。

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バラします。上側からのネジ2本が、床下の金属カバーパーツにとめられています。

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モーターからのウォームギアが車軸を回す、カトーのポケットラインチビ凸と同じシンプルな構造です。集電板が車輪の裏を擦るように接触する構造も同じです。

ギアにユニクリーンオイルを、車輪踏面と裏側に集電向上促進剤LOCOを使いました。

※LOCOは高いですが効きます。こちらをご覧ください↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/22/235025

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2つの間をBトレ純正ドローバーで結びます。もともとこの動力に付いているカプラーポケットをそのまま使えました。首振り幅を拡大するために、ポケットの壁を少し削っています。

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前回のチビ凸旧動力と同じように2両をジャンパ線で電気的に接続します。線は工作用銅線の中の一本を取り出して、出来るだけ細く、連結の邪魔にならないようにしました。
※前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/04/19/192617

ジャンパ線により、4軸での集電、ダブルのモーターによる冗長性確保でかなり良くなったものの、前回のチビ凸旧動力ほどの気持ち良さがでません。

まあ、以前よりは全然良くなりましたので、上に載せる車体を考えていくことにします。

続きます。

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旧ポケットライン・ジャンク動力の復活整備

中古のBトレを漁っていると、調子の悪い動力を積んだ車体に当たることがあります。
動力は貴重ですので、なんとか使えるように整備します。

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整備するのはポケットラインチビ凸の旧製品動力です。

新動力リニューアルによる圧倒的走行性能により、旧動力はだいぶ見劣りします。

とは言え、さすがカトー製の安定感ではあるのですが、二軸集電の限界で、当鉄道の無理に曲げたカントやトミックスミニポイントの通過はかなりカクカクします。

モーター自体はカトー標準の安定したものに見えます。集電の課題としては、そもそもの車輪が少ないこと以外には、車輪の裏側に擦るように接している集電板、集電板と接して押さえつけられているモーター端子を調べてみます。

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ポケットライン旧動力の集電板はシンプルな構造で、『 [  』の形の銅板が2枚だけです。これがシャーシ上にレール状に配置され、下側に折れ曲がった2本の足の先が、車輪の裏に接します。ここの曲がり方や圧力を調整しつつ再組み立てしてみたところ、写真のように豆電球が点きました。この集電はまあまあ上手くいっているようです。

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レール状の銅板を押さえつけるパーツは割れたり紛失したりしているので、瞬間接着剤で固定してしまいます。そして、モーター端子ともハンダ付けしてしまいます。

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これで走るには走るのですが、安定度はいまいちです。
以前の記事にも書いた、車輪とレールの洗浄?に効果絶大の「集電促進剤LOCO」を車輪踏面と集電板と接する裏側につけて慣らします。
ギアにもカトーのユニクリーンオイルをつけたところ、だいぶスムーズになってきました。

※LOCOについてはこちらをご覧下さい↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/22/235025

たた、やはり限界があるようです。調子がいまいちな車両は運用から遠ざかることが多いので、思い切って根本治療をすることにしました。

それは、ジャンパ線で動力同士を電気的に繋いでしまうことです。
これにより、四軸集電(ゴムタイヤなし)、ダブルモーターによりかなり冗長性が確保されます。

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二つを繋ぐことで走行性は飛躍的に改善しましたが、ジャンパ線の弾性によってS字などで脱線してしまいます。これはウエイトの乗せ方をいろいろ試して解決させました。

さて、問題はこれを何の車体にするかです。
重連限定運用、しかもチビ凸動力は車高が高いので機関車専用となります。
こういうことを考えるのが悩ましくも楽しく、延々と候補を挙げていきます。

●EF63、、、これは必ず重連運用となります。が、あまりにシーンが限定されてしまいますので、なかなか出番が無さそうなのが悩みどころです。
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EF64-0、、、ロクヨンの0番代と言えば、中央東線で重いタンクや貨物を高い確率で重連で牽いているイメージです。過去にはシュプール号なども重連で牽引しました。ただ、どうしても単独の運用も捨てがたく、ちがうものを考えることにしました。
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EF64-1000、ED75、、、これらもかなり重連のイメージが強いですが、単独運用もしたいのでやめておきます。
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●EH10、、、ちょっと古すぎて、自分には活躍シーンがイメージ出来ないのでやめます。

EH500、、、当鉄道的には新しすぎますが、かなり有力な候補です。これのために新品Nゲージを切るのは厳しいので、やるとしたら紙でフルスクラッチになるかも知れません。思ったより直線的なデザインで、手作りでも雰囲気が出せそうな気もします。
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EH200、、、知らないうちに中央東線上越線の主役はこちらに移っていたようです。新型機関車はスマートな印象がありましたが、これはロクヨンなどの「山男」直系なのだと思います。
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DD51、DE10、、、本当は北斗星用のデーデーなどは重連固定仕様でよいのかも知れません。ポケットライン動力と形状が合わないので見送ります。
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●DD14、、、2両連結の動力を眺めていて最初に浮かんだのは実はこれです。自作が困難なのと、作れたとしても極端に出番が少なそうです。

●EF71+ED78、、、結論としてはこれにしました。当鉄道的に赤い交流機を使う時はどうしてもED75が優先されます。わざわざEF71を使う時は板谷峠シーンにしたい時ですので、いつもトレーラー化したED78(もどき)をつなげていました。このコンビによる重連は、ブルトレも貨物も、たった2両の50系牽引にも使われていましたので、単独で使いたくなるニーズはあまりありません。

以前、EF71は貴重なバンダイ動力でN化していましたので、これを一つ捻出できる効果は高いです。またバンダイ動力単独よりも、今回の2両連結の安定度は高いので、より快適に遊べそうです。

※EF71についてはこちらをご覧ください↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/05/24/224357

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車体をかぶせてみて構造を練ります。

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2両連結部の弾性による脱線を防ぐために、前側だけに偏重して補重したりしました。

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最近気に入っている工法は、内部ブロックをダイソーアクリル絵の具で塗ってしまうことです。白+黒+緑です。写真の色だと明るすぎて悪目立ちしてしまったので、暗く塗り直すことになりました。

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次に固定連結部ですが、ポケットライン動力の先端でナックルカプラーをうまく首振りさせるのが難しく、Bトレ純正ドローバーを使いました。

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Bトレブロックパーツのカプラーポケットを切り取ってシャーシに接着しましたが、ポリプロピレン製のブロックパーツはなかなかつかず、Gボンドクリアで無理やりくっつけました。

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重連の外側に向く連結器も同じく首振り機構自作が難しいため、カトースカートASSYを使いました。

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Bトレ12系客車のバリエーション

当鉄道ではJR化前後のころの車両をユルく楽しんでいます。
12系は往年の急行列車や波動輸送の列車、SLなどのイベント列車などなど、活躍の場が多くて好きな車両です。

普段、細かい形態の差などはあまり気にしていないのですが、これはそもそもそんなに知識がないことにも起因しています。最近はネットの普及で30年以上知らなかったことをいまさら「そうだったのか!」と知ることも増えてきました。

「12系の扉の帯」についてもその1つです。

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Bトレの12系客車(青)には、以下の4つのバリエーションがあるようなのです。
①貫通扉帯あり、側面扉帯あり、スハフの後方窓は正方形に近いもの
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2004年に発売された「パート7」に入っていたものです。

②貫通扉帯なし、側面扉帯なし、スハフの後方窓は正方形に近いもの
2005年に発売された4両セットはこの仕様だったようです。
今でもググると、パッケージの絵の貫通扉に帯がないのが分かります。

③貫通扉帯あり、側面扉帯なし、スハフの後方窓は正方形に近いもの
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2009年に発売された2両セットはこの仕様だったようです。

④貫通扉帯あり、側面扉帯なし、スハフの後方窓が縦長で細いもの
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2012年に発売された高崎車両センター仕様2両セットは、この仕様でした。
スハフの最終増備車(149-)は、50系にあわせて後方窓や幌の形状が変わりました。
今、高崎のスハフの写真を見ると、貫通扉の帯は消されているように見えます・・・
SL伴奏車のオヤ12は貫通扉の帯があります。

側面扉の帯ですが、いろいろ調べると、国鉄時代は帯があって、JRに入ると消された、というのがザックリしたところのようです(自信なし)。
貫通扉の帯は、東西の違いなどもあったのかも知れません。

というわけで、知らなければ気にせずユルく遊べていたのですが、知ってしまったので仕方ありません。

当鉄道にはジョイフルトレイン改造用の種車も含めて多めに12系が在籍していますので多数決で決めると、貫通扉帯あり、側面扉帯なしが主流となりました。JR化後の標準的な姿と思われますので、これで編成を組むことにします。


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