いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

電気機関車のN化 その4(ステップ表現)

ずっとこのネタばかり書いていますが、足りない技術で試行錯誤という感じでいろいろやっていますので、失敗例も含めてご覧ください。

EF64-0もN化しました。前回の記事が自分の備忘録にもなっていて、作業は割と早くできるようになりました。

前回記事はこちらです↓
電気機関車のN化 その3
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/12/225549

電気機関車のN化とスカートについて
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/12/112629

●【N化】電気機関車のN化について
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/02/122707

このEF64-0なのですが、製品純正のスカートのカプラー切り欠きが横に広く、スカート下部にステップ表現もついています。
これは、カトーのスカートASSYに交換しなくても、割とリアルな感じになりました。

写真で比較すると、

左から
EF65-1000 カトースカートASSY取り付け(ステップが折損してしまったので、プラ片ステップをスカートに直接接着)
EF64-0 Bトレ純正スカート(ステップ付き)
EF64-1000 カトースカートASSY無加工(ステップも健在)
④EF8195 Bトレ純正スカートの切り欠き拡大。カプラーポケット下部にスノープラウとステップ表現を接着。

左から順にステップ位置が低くなっていきます。①はちょっと高すぎて、④はちょっと低すぎるようです。

ちなみにEF64-0 はスノープラウ表現もありません。やはりどちらかと言うと白く塗られた分ステップの方が存在感がありそうです。

Bトレ純正スカートを利用するときは、ステップ表現はエル字型のパーツで、スカート下端より少し高さを下げて固定できるのが理想のようです。
きっと市販のパーツもあるのでしょうが高そうです、、、

最近にわかに注目をあびているEF64-0
ステップ表現も好適でよいですね。




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電気機関車のN化 その3

前回は以下をご覧下さい。

電気機関車のN化とスカートについて
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/12/112629

●【N化】電気機関車のN化について
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/02/122707

Bトレ電気機関車のN化についての試行錯誤をいろいろ書いてきましたが、今回はEF8195をN化します。
※改造は自己責任でお願いいたします。

ます、機関車のパーツを外してブロックにし、バンダイ4軸動力とあわせます。
←これです。

写真で赤丸をつけた部分をカットします。

・動力のボディ取り付け用爪→根本から切り落とします。
・動力のシャーシのベース板→オーバーハング部を四角い穴の付け根くらいで切り落とします。
・機関車ブロックの前後部の下に出た爪→切り落とします。
・機関車ブロックの内側天井→真ん中のリブを除去し天井に四角い穴を開けます。




動力の純正カプラーを外し、カトーのナックルカプラーをつけます。カプラーの固定にはコの字型の固定パーツを使わずに木工ボンドをカプラーポケットに充填して固めました。コの字パーツを使わないことで、後の工程でスカート切り欠きを小さくすることができます。


台車のギアにミニ四駆グリスを塗って負荷を軽くしました。



次にタミヤの接点グリスを台車から突き出た接点と、車軸と集電板の間に軽く塗りました。

次にミニ四駆用のウエイトで補重します。

タミヤのウエイトのうち、最大サイズの3グラムの薄い方のウエイトを、機関車ブロックの先ほどリブを除去した天井に固定します。リブ除去の際に天井に穴を空けましたが、この3グラムウエイトよりは穴の面積を狭くしておき、その穴を塞ぐように天井にウエイトを貼ります。

次にそれよりは一回り小さい2グラムのウエイトを、先ほどの穴の上側にはめ込むように固定します(下側は先ほどの3グラムウエイトで塞がっています)。これで、機関車ブロックと屋根パーツの隙間に2グラムウエイトが収まりました。さらにブロックの凸部のボンネット上に、バンダイ動力純正の黒いウエイトを2つ乗せます。
これにより、写真のように合計2+3+純正ウエイト×2が乗りました。
写真の白いプラ棒があるレイヤーに1ミリ板をかますことで、高さとボディブロックの水平性が確保されます。少し腰高かも知れませんが後でカトーのスカートASSYを取り付けるには、このくらいの車高にしないとスノープラウがレールに干渉してしまうように思います。


次にボディとシャーシを合体させます。
動力シャーシの狭い上面の文字のモールドをヤスリがけして平らにしてから、1ミリプラ板を貼りました。これが、ボディ側の3グラムウエイトを貼ったところに合わさるようにします。一発で決める自信がなかったので、厚みの薄い両面テープでつけました。


次に純正のスカートを加工します。

動力のカプラーの出し口と首振りのスペースを作るため、スカートを切り欠きます。ここは、できるだけ切り欠き面積を小さくする方がリアルになります。最終的にはカトーのスカートASSYに交換したいところです。

スカートは元からある穴を横方向にのみ左右1ミリずつくらい拡げます(写真左側のスカート。右側は製品そのまま)。裏側は開口部周辺のスカート肉厚ができるだけ薄くなるように削り、台車との干渉を防止します。
カプラー首振りのために必要なスペースを一応計算しました。
C103通過時に、シャーシ中心から台車回転中心までの距離14.5ミリは、円周の2.24%にあたりますので、首振り角度は8.6度くらいになります。台車中心からカプラーのスカート干渉部までの距離は15ミリくらいなので、
15ミリ×tan8.6度=2.25ミリ
となりました。これを左右両側に切り欠くと、スカートはほとんど穴になってしまいます。プラのたわみなどで行けるかも知れませんので、試運転しながら調整することにします。

次にお面パーツの裏にカトーのヘッドマーク用磁石を固定します。これが当たる部分のスカートパーツとブロックパーツ前部は切り取っておきます。

最後に1ミリプラ板でスノープラウとステップ表現を作り、動力のカプラーポケットの裏側に貼りました。

将来的には、カトースカートASSYに変えたいところですが、動力純正のカプラーを使うことの安定性は大きく、ストレスなく遊ぶことができます。これはこれで重要なので悩みどころです。






電気機関車のN化とスカートについて

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
アクセスが多めの記事として、電気機関車のN化について、というのがあります。
こちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/02/122707

今読むと、結構事実誤認があったり、その後に新しい知見が加わったりしてますので、そのうちちゃんと書き直したいとおもっていますが、やはりみなさんいろいろ悩んでおられるのだと思います。

今回はスカートについての話です。

前回の記事にもありますが、電気機関車のN化について簡単にまとめると、

①カトーのポケットライン用の2軸動力(11-103)
※ポケットライン客車用の(11-104)も同性能と思われます。
・走行、牽引力ともに安定している。
・単機でカトー製トレーラー台車を10両以上牽ける。
・Bトレボディに無加工で取り付けられる。
・弱点は、2軸による集電性能不足と見た目。
・2019/5時点では、概ね店頭で入手可能。

これを4軸にしたい!と願うところから修羅の道が始まります。

②カトーのBトレ対応小型車両用動力
・4軸集電、2軸駆動の安定性抜群のBトレ動力の決定版。
・2軸駆動のため、牽引力はカトー製トレーラー台車でも5両程度。それ以上なら重連または客車内へのユーレイ動力搭載が必要。
・2019/5時点では、三種の台車バリエーションともに安定供給されている。

ユーレイや重連は嫌!単機でたくさん牽きたい、と願うと、

バンダイ4軸動力
・4軸集電、4軸駆動で、抜群の牽引力。カトー製トレーラー台車を補重で10両以上いける。
・カトー製よりも品質安定性が低めの場合がある。ただし、タミヤの接点グリスとウエイト、駆動系へのグリスで負荷を減らせば、高い性能を発揮する。
・2019/5時点では、市場にあるのは「3」のみ。「4」は路面電車用のカプラー無し、グレーのもの。「5」はDD51などに無加工でハマる爪などが省略されたもの。3を加工すれば作れる。
・台車レリーフは好きなものをつけられる。



当鉄道では、これを使いつつ、機関車の純正のスカートを切り欠きC103も通過可能にしています。動力のカプラーポケットの下面にささやかなスノープラウとステップ表現を追加しています。お面の裏側にカトー製の磁石を付け、クイックヘッドマーク化もしています。


↑写真の2両はそのようにしたものです。

さて、ここからさらに良くしようとすると、
・カトー製スカートASSY
・ヘッドライト点灯化
などがあると思います。後者は大変ですが台車からの集電は確立されているので、トレーラーを電飾するよりはだいぶ楽です(とは言え、当鉄道では今のところ点灯化はしていません)

悩ましいのは後者です。
カトー製スカートASSYは、スカート内蔵のカプラーが首を振り、ステップやスノープラウ表現もあり、圧倒的にリアルになるのです。

しかし、これをバンダイ4軸動力搭載と両立させようとすると、台車の首振り時にスカート内側に干渉します。
C280程度を走らせる分には問題なさそうですが、トミックス のC541-15ポイントなどを通過時に、微妙な力が加わり脱線します。

バンダイ動力とカトー動力を裏から見ると下の写真のようになっています。

機関車の方にはカトー製スカートASSYが付いていますが、台車が首を振ると、台車中央部分が干渉します。ここはギアボックスなので安易には削りにくいところです。
一方でカトー製動力の台車を比較すると、カプラーを根本から切ってしまえば、スカートASSY取り付けは無干渉で可能に思えます。実際にそうされている方の記事を見たことがあります。


長々と書きましたが、今のところ、バンダイ動力とカトー製スカートASSYの両立は難しいです。(当鉄道には奇跡的なバランスで成立している車両もありますが、お面パーツが若干浮いたりしてます)

研究は続きます。
カプラーの首振り機構を諦めて自作し、スカートASSYの裏側をギリギリまで削ればいいのでしょうが技術が、、、。
ちなみにスカートASSYはスカートでカプラーを支えているので、重い客車を推進回送するとスカートがたわんで事故が起こったりします。


↑冒頭にも載せたこの写真は、右がカトー製スカートASSY、左がバンダイ動力台車のカプラーそのままです。









※2019/10/26追記 いよいよ2019/11/30にカトーのポケットライン用動力リニューアル品が発売のようです。
なんとコアレスモーター、フライホイール、サスペンション搭載!2軸動力ながら、スムーズな走りが期待できます。品番はいままでのものと異なり、「11-109」「11-110」になるようです。

【記事の目次はこちらをご覧ください】

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【Bトレ車両】381系電車

【Bトレ製品の索引はこちらをご覧ください】
【記事の目次はこちらをご覧ください】

集めたBトレ車両のご紹介です。

●381系国鉄色
●発売:セット売り(2007年ほか)
●最近の入手難易度★★☆☆☆


中古ではそれなりにタマ数は多い印象を持っています。メルカリなどでセット売りしていることも多く、値段も相応のことが多いです。新品を見つけることもあります。
グリーン車は、くろしお色のサロと2両セットで売られていました。

低い振り子車体やツルツルの屋根、そして伝統のこだま色を継承する最後発の形式ということで、魅力に溢れた車両です。実車の世界でも189系が引退した今、最後の電気釜の国鉄特急となりました。

この車両、運用線区が限られるため、東北・上信越系を集めている当鉄道的には共演車両に悩むところです。長野付近、中京、関西の列車と共演させるなら「しなの」幕がよいと思いますが、もうちょっとユルい感じにしたくて「シュプール」幕を自作プリントして貼っています。

この車両はやはりキツめのカントをかけたカーブでのシーンが真骨頂となりましょう。
昔、初めて乗った「出雲」から、伯備線「やくも」に乗り継いだ時は激しい振り子酔いをしたのも今は良い思い出です。

Bトレ381系は出来がよく、やくも系、くろしお系のカラバリも豊富にラインナップされています。やはり若干価格が上がりきらないのは、運用線区の狭さ故でしょうか。

381系セットは、最初の2007年のもの以外に比較的最近の2016年ごろにも製品化されていますが、発売時期によって屋根色が異なるようです。自分はあまり気にせず編成を組んでいます。










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カトーのリアリスティックウォーターを使う2

前回はこちらをご覧下さい↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/03/224730

ダム湖があるモジュールの水面の表現に、カトーのリアリスティックウォーターを初めて使いました。


ガムテープで適当に側面を目張りして液体を垂らしました。前回は「粘度が高いので隙間から漏れない」と書きましたが、ウソです。漏れました。


↑このへんから漏れました。

幸い固まる前だったので、拭き取って事なきを得ました、、、。

24時間くらい経ってから触ってみましたが、まだ柔らかい感じがしました。水面に触ると、やたらに手の脂がつきました。
しばらく外出しており、72時間経過後くらいに触ってみると、カチカチになっていました。

端っこのガムテープで壁にしていたところは、このように盛り上がって固まっています。一方で右の方は傾斜はない中でも液体が流れきっていなかったところです。

水面があると、急に本格的な模型っぽく見えます。鉄橋を渡る列車が水面に映るのも楽しいです。
カトーのリアリスティックウォーター、これはちょっと高いですがおススメです。

※ヨドバシで買った値段より、こっちの方が少し安いです。

たぶんこっちはジェルメディウム的に、木工ボンド的なものを立体的に塗って固めて波を表現できるものだと思います↓




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【Bトレ車両】14系座席車

国鉄型の列車が好きで集めたBトレ車両のご紹介です。

●14系座席車
●発売:
原色・折戸:栄光の特急つばめセット(2014年)
原色・引戸:「はなます」セット(2016年)
ユーロピア:セット売り(2014年)
リゾートシュプール:セット売り(2014年)
●最近の入手難易度
原色・折戸 ★★★☆☆
原色・引戸★☆☆☆☆
ユーロピア★★☆☆☆
リゾート色★★☆☆☆

14系座席車は、2014年ごろから新発売されました。14系寝台車はオシ14以外は正式にBトレラインナップ化されていませんが、自分には24系白帯初期型との違いがわからないので気にせず使っています。本当はクーラー形状などが違うようですね。
※2020/9/26追記:富士・はやぶさセットで14系寝台車が存在することを後で知りました。こちらをご覧ください↓
【Bトレ車両】スハネフ14-0 - いまさらながらBトレにハマる


最も使用頻度が高そうな原色・折戸のオリジナル形態ですが、意外に入手は手強いです。これは「つばめセット」でのみ入っており、このセットはお召ゴハチ+スハフ+オハ+オシ+オハ+オハフですので、14系で「八甲田」などを再現しようとすると、とたんにオハ不足になります。
ユーロピアやリゾートシュプール色についても、緩急車は入手しやすいですが、オハはなかなか出会えません。

一方で、最晩年に発売された「はなます」の14系500番代車ですが、北海道仕様の引戸になっています。これは「はなます」だけでなく、往年の「まりも」や「利尻」を流れ星のDD51に牽かせるのもよいですね。ただ、引戸編成で統一するには、スハネフなどの寝台車を他のBトレから塗り替える必要があります。500番代の活用法としては、東武に払い下げ(貸与?)された「SL大樹」編成を組むときに役立ちます。

前述のようにオハが不足しがちですので、「八甲田」「津軽」などを組むときに引戸の500番代も混ぜてしまっていますが、500番代は引戸だけでなく雨樋形状などもゴツいので、結構編成中でも目立ちます。。。まあ、折戸のオハは気長に探すことにします。

ユーロピアも例に漏れずオハ不足に苦しんでしましたが、本家ユーロライナーを作って混結することにしました。(記事はこちら↓)
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/31/003924


リゾートシュプール色は、DE10で挟んで大糸線シュプール号にして遊んでいます。EF81に牽かせて北陸本線を爆走した姿もよいですね。あとは、やはりEF65PFが牽いている印象が強いです。






14系と言えば、寝台と座席の混結も魅力です。急行「能登」は横軽の末期までEF62が牽く魅力的な列車でした。

晩年の「八甲田」や臨時急行「あきた」でも、14系座席車に数両のオハネを連結したり、模型的に楽しい車両です。

↑これでトレーラー車をNゲージ化しています。


【記事の目次はこちらをご覧ください】

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Bトレ183系を塗り直す

Bトレにはいくつかの「残念な工場」があったようで、そこで作られた車両は他と比べてクオリティが低いです。
自分の守備範囲内の車両だと、183.189系電車や、小田急ロマンスカーHiSEなどがあるようで、塗装やパーツの組みがよろしくありません。
とは言え、189系あさまや183系あずさ色の塗装はそれほど悪いわけではありません。
ただ、どうしても気になってしまうのが国鉄色183系です。

国鉄色の183系は、あまぎ幕のイラストの箱の8両セットと、房総特急4両セットとして貫通型クハが入ったものがあったようです。
特に塗装が厳しいのは前者で、クリーム4号がかなり濃く、赤2号は薄くてキハ58の朱色に近いです。後者はクリーム、赤ともに少しマシになっています。(そういえば昔のトミックスの485系などは、割と赤が薄かったような)
一方で、Bトレ485系、381系、キハ181系などは統一されたこだま色の色味です。まあ、これらもクリームが少し薄黄色すぎる感じもなくはないため、どれが正解かは難しいところです。

とりあえず、濃い色が入れば締まった印象になるのでは、と考え、赤2号だけ上塗りしてみました。

買ってきたのはグリーンマックスのスプレーです。

一応クレオスの方も載せておきます。グリーンマックスのものは、色も濃く、自分の思う赤2号にあっているように感じました。

ちなみにこの後を読んでいただくと分かりますが、塗装についても他の工作と同様に超苦手です。もちろん自分で調色する設備も技術もありません。。。

さて、まずは色の比較ですが、下の写真の左がBトレ485系、右が183系です。

右側のクリーム色の濃さが気になります。
クリーム側を塗り直すのはマスキングが大変すぎるのと、イメージ通りの色を入手する自信がないため、赤2号をしっかり塗ることで相対的に
バランスを改善する作戦です。

まずは簡単そうな中間車をマスキングして赤2号部分だけ上塗りしてみます。

よさげだったので、先頭車を頑張ってマスキングして塗ります。

赤が濃くなっただけでだいぶ印象が変わりました。

次に最難関の先頭車お面パーツを塗りましたが、、、


失敗しました。
はみ出しました。


(ここからあまりに拙い話が続くので、上級者の方は読み飛ばして下さい)


原因は、
・吹く量が多すぎ
・吹く位置が近すぎ
・マスキングテープの貼りが甘い
・通常の側面塗装ではやらない角度からも吹いた(先頭部は丸みを帯びているため、側面気味から吹く必要もある)

ということだと思います。

このはみ出した部分は、綿棒の棒を斜めに切って尖らせたところにシンナーを染み込ませて削るように擦り、赤塗料が浮いたところをティッシュをトントンと押し当てて修正しました。
ベースの製品本来のクリーム色は色落ちしませんでした。


、、、ということで一応完成しました。

上の写真は、
・左側2つが製品の8両セットのもの(赤が薄い)
・右側上が、今回塗ったもの
・右側下が、房総特急セットの貫通型クハ(色が多少改善されている)
です。塗り直した非貫通クハが堂々として見えます。


次にこの写真は上から、
・8両セットクハ(赤が薄い)
房総特急セット貫通型クハ
・8両セットクハに赤2号を塗ったもの
・Bトレ485系製品(クリームの黄色味が強い)
です。


485系と並べるとクリームの色味は全然違いますが、これはこれで、、、という感じはします。


まだ2両目のクハの作業が残っていますが、元々の製品の赤に赤を重ねるだけなので、広い面積のところの赤が濃くなれば印象は変わるはずです。マスキングはあまり攻めすぎずにトライしようと思います。

↓こちらもご覧下さい
・「こだま色のクリーム4号を塗る」
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/18/192409

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